SBT認定を取得しました
株式会社恒電社(以下、「当社」といいます。)は、地球規模の課題となっている気候変動問題を重要な課題と捉え、その対策への取り組みを強化しております。
この度、その一環として温室効果ガス排出量を2030年度までに42%削減する目標を設定し、2024年12月に、国際的なイニシアチブであるSBTi (Science Based Targets initiative)より認定を取得しました。
SBT(Science Based Targets)とは?
SBTとは、パリ協定が求める水準(世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求する)と整合した、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標です。
SBTi(Science Based Targets initiative)
SBTを提唱し、企業や組織の決意を支援するための団体であるSBTi。このイニシアチブは、以下の4団体の連合によって構成されています。
- CDP: 企業の気候変動、水、森林に関する世界最大の情報開示プログラムを運営する英国で設立された国際NGO。世界約23,000社の環境データを有するCDPデータは740超の機関投資家のESG投資における基礎データとしての地位を確立(2024年3月時点)。
- UNGC (United Nations Global Compact): 参加企業・団体に「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野で、本質的な価値観を容認し、支持し、実行に移すことを求めているイニシアティブ。1999年に当時の国連事務総長が提唱し、現事務総長のアントニオ・グテーレスも支持。現在約2万4000の企業・団体が加盟(日本は597の企業団体が加盟(2024年3月時点))。
- WRI (World Resources Institute): 気候、エネルギー、食料、森林、水等の自然資源の持続可能性について調査・研究を行う国際的なシンクタンク。「GHGプロトコル」の共催団体の一つとして、国際的なGHG排出量算定基準の作成などにも取組む
- WWF (World Wide Fund for Nature): 生物多様性の保全、再生可能な資源利用、環境汚染と浪費的な消費の削減を使命とし、世界約100カ国以上で活動する環境保全団体環境保護を目的とする団体。
引用:環境省:SBT(Science Based Targets)について
SBTiの主な役割は、企業や組織が設定する気候変動の対策目標が科学的な根拠に基づいていることを証明することです。これにより、企業は共通の基準に基づいて自信をもって決意を与えることが可能になります。
恒電社の削減目標
当社の掲げる目標は、パリ協定が求める水準と整合した温室効果ガス排出削減目標となっております。
Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出(上表はマーケット基準の排出量)
当社は、より一層の省エネルギーの推進、太陽光発電などの再生可能エネルギーの活用に取り組み、SBTiの認定を取得した温室効果ガス排出削減計画の達成を目指してまいります。
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