導入事例 株式会社クマクラ

【導入事例】産業廃棄物処理とリサイクルを行う株式会社クマクラが自家消費型太陽光設備を導入

この度、株式会社クマクラ様より自家消費型太陽光発電設備の設置のご依頼をいただきました。

株式会社クマクラ様は「環境とリサイクル社会をサポートする」という経営理念のもと、産業廃棄物処理業に約半世紀以上従事した経験を生かしながら、最新の設備を活用し、高品質なリサイクル資源を生み出すなど、持続可能な社会実現に向けた取り組みを積極的に行っている企業です。

また、「3S運動」の一環として、環境美化活動や使用済み切手を社会福祉法人に寄付を行うなど、積極的に社会貢献活動に取り組み、地域の皆様からの信頼と愛される企業として知られています。

3S運動とは?:産業廃棄物業界のイメージとして、一般的な3K (きつい・汚い・危険)のを払拭するために取り組まれている運動で、Smile(笑顔)Seiketsu(清潔)Style(身だしなみ)のことを指す。

今回恒電社では、2023年に新設された工場に自家消費型太陽光発電設備の導入を実施させて頂きました。

リサイクル企業としての経験と独自のノウハウ、そして最新のエコ技術を導入した中間処理施設「所沢エコ・プラント」の新たな試みを紹介していきます。

企業としてのより詳細なお取り組みは下記の記事でも紹介しております。ぜひ合わせてご覧ください。

株式会社クマクラの自家消費型太陽光発電設備

自家消費型太陽光発電設備を検討した理由

既存の工場にも太陽光発電設備を設置していた株式会社クマクラ様。新設する工場での導入を検討した背景を伺いました。

ご担当者様:電気料金が高騰している今、自然エネルギーを活用することで新設する工場の電気料金を削減したいと思っていました。

同時に、環境に配慮した脱炭素化の取り組みも、いち早く進めたいという思いがあったことが自家消費型太陽光発電の導入検討を始めた理由です。

実際のご導入内容(システム容量)

太陽光パネル:344枚数 システム容量:187.48kW(DC)

株式会社クマクラの自家消費型太陽光設備

ご提案・設計する上で特に大事にしたポイント

ご導入にあたり、いくつか課題もあった「所沢エコ・プラント」の新設工場。

自家消費型太陽光発電設備は導入にあたり、使用している電力量に応じたシステム設計が重要になってきます。

新設の工場ということで、電力需要が不透明であったため、適切なシステム容量の算出が求められます。仮に、発電した電力が自家消費できない場合、有効な活用方法について検討する必要もありました。

また工場自体が、太陽光パネルを載せる前提で設計されていたわけではありません。そのため、屋根の耐荷重についても調査を行い、安全性を確保した上で設計・施工させて頂きました。

課題

  • 電力需要に対する適切なシステム算出
  • 電力を自家消費できない場合の活用方法
  • 屋根の耐荷重調査

このような課題に対し、弊社営業担当は以下のような解決策をご提案させて頂きました。

弊社営業担当:
年間で、どのくらいの電力を使用するか不明な部分に対しては、新設工場において”使用すると想定される電力量”を計算した上でご提案をさせていただきました。具体的には、工場で使用する予定の機器や同種類の機器の電力使用状況を細かく調査し、そこから想定の電力使用量を算出しました。

屋根の耐荷重についてもパネルの重さや留め金具の重量を綿密に計算し、屋根の耐荷重に問題がないかを検証。また発電した電力を自家消費しきれないという課題については、FITの余剰買取制度を活用することや、蓄電池の活用することをご提案し、それぞれの経済的効果や工場の稼働タイミングに合わせて発電を開始する方法についてもご案内しました。

このように太陽光発電の導入の際に、いくつかの課題が生じることがあります。その課題に対して、未解決にしたままご提案するのではなく、弊社の電気知識や実績を元に丁寧かつ分かりやすいご提案をし、お客様に安心して導入していただくように努めています。

施工中の様子
施工中の様子

施工する上で特に大事にしたポイント

通常日曜日を除き稼働している所沢エコ・プラント。業務に支障をきたさないようにするためには、工事を行う曜日だけでなく、様々な配慮が必要となりました。

施工管理責任者:
トラックの出入りに関しては、時間帯だけでなく、太陽光パネル以外のシステム機器類の設置場所にも
細心の注意を払いました。

業種の性質上、敷地内でトラックがバックで進行する場合もあります。車体が機器類に衝突しないように死角を避け、設置場所を決定しました。

株式会社クマクラが自家消費型太陽光設備を導入
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最後に

株式会社クマクラ様は「環境とリサイクル社会をサポートする」という経営理念のもと、持続可能な社会実現に向けた取り組みを積極的に行っている企業です。そのような理念を持つ企業様に自家消費型太陽光発電設備を導入して頂けたことを非常に嬉しく思います。

恒電社では、環境に配慮した持続可能な社会実現に向けた取り組みや脱炭素についての記事も掲載しております。ご興味ある方は、是非ご一読いただければ幸いです。


導入事例

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記事を書いた人

齋藤玲奈
株式会社恒電社

齋藤玲奈

住宅メーカーでの営業職を経て、2023年に恒電社に入社。カスタマーサクセスチームの一員として、広報やマーケティングを担当している。CSチームでは唯一の女性で最年少。

クリエイティブ担当

岩見啓明
株式会社恒電社

岩見啓明

クリエイター。恒電社では動画、記事、広報、企画、セミナー運営、デジタル広告と幅広く施策を担当。個人では登録者数1万人超えのYouTubeチャンネルを運用した経験の他、SDGsの啓蒙活動で国連に表彰された経歴も。2023年に二等無人航空機操縦士(ドローンの国家資格)を取得。

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