導入事例 真下公認会計士事務所

【導入事例】埼玉県の会計事務所が太陽光発電導入後に電気代を75%削減。“環境に優しく経済的なオフィス”とは?

投稿日:2022年10月5日
更新日:2024年3月22日
【導入事例】埼玉の会計事務所が太陽光発電導入後に電気代を75%削減。"環境に優しく経済的なオフィス"とは?

「すごいです。電気代が非常に安くなりました。」

2023年に創業60年を迎える真下公認会計士事務所。2021年4月に新しく建てた事務所に、自家消費型太陽光発電を導入しました。

“ゼロエネルギーに近い事務所”をテーマにした新しい事務所は、環境に優しいだけではなく、経済的にも優れた設計が施されています。

なんと、電気代を75%削減に成功。

新しい事務所への思い、そして自家消費型太陽光発電導入による電気代の削減について伺いました。

「ゼロエネルギーに近い事務所にしたい。」

━━━御社の事業内容について教えてください。

埼玉県東松山市にあり、来年で60年を迎える会計事務所です。現在、会計事務所には職員が30人弱在籍しています。

また2階には埼玉電算研究所という、コンピュータシステムの企画・開発、経営及び事務能率の改善研究・支援を行う会社が入っており、そこのスタッフを合わせると全体で35人程在籍しております。

━━━太陽光パネルが設置してある新事務所は、2021年4月頃にオープンしたと伺いました。

はい。新事務所の斜め前に旧事務所があるのですが、元々は「旧事務所」と新事務所の脇に「電算ビル」という二つの事務所があり、職員は、旧事務所と電算ビルの二つに分かれて仕事をしていました。

電算ビルも老朽化していたので「皆がまとまって仕事が出来るように」ということで、事務所を新築することになりました。

真下公認会計士事務所

━━━オープンする際に「太陽光パネルを載せよう」という話が上がったかと思いますが、どういった背景でご検討頂けましたでしょうか?

「ゼロエネルギーに近い事務所にしたい」という背景があり、導入検討をしました。

新事務所の構造は、設計士の白江 龍三先生が設計されていて、CLTといって集積材を厚く重ね合わせた建築木材を利用しております。

CLTによる建築は、今までの木造建築よりも森林資源を有効活用できます。国立競技場で採用されている工法と一緒で環境に優しいことに加えて、断熱性と耐震性を兼ね備えています。

2030年のゼロエネルギーの基準を満たしているほど、断熱性が高い建物です。それであれば「太陽光パネルを載せ、さらにゼロエネルギーに近い事務所にしたい」ということで太陽光発電の検討を始めました。

検討を進める中、弊社のお客様で太陽光発電システムに精通している株式会社エネリードの社長に相談してみたところ、恒電社の紹介を受けました。

真下公認会計事務所 | オフィスの自家消費型太陽光発電

━━━他社とも比較された上で、恒電社を選定頂いた理由を教えてください。

エネリードの社長によるオススメと、埼玉県での豊富な実績が決め手でした。

住宅用太陽光発電の設置業者さんはたくさんいると思います。ただ、新事務所は工場ほど大きくはなく、住宅ほど小さくない建物の大きさでしたので、どの会社に相談すれば良いのか迷っていました。

その後、色々と調べて検討した上で、恒電社以外の太陽光発電設置業者に相見積もりを出しましたが、「エネリードの社長がお勧めしていたこと」そして「埼玉県を中心に法人への導入実績も豊富にある」ということで、恒電社にお願いすることとなりました。

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自家消費型太陽光発電を導入後、電気代が75%減少

━━━太陽光パネル導入後の満足度についてはいかがでしょうか?

すごいです。電気代が非常に安くなりました。

日射量が多い日は、ほとんど電気代をかけずに業務ができています。

季節によって異なりますが、旧事務所と電算ビルの二棟で一番安い月でも9万円、高い月で13万5千円ほど電気代がかかっていました。

しかし、現在の新事務所では売電を合わせると月数千円~1万数千円程度しか電気料金がかかっていません。

買電が月2〜3万円程度、売電で月2万円前後。故に差額の電気料金は月数千円~1万数千円程度となります。

自家消費型太陽光発電導入前後における電気代の差

また新事務所の「断熱性」の高さも、電気代の低減に貢献していると思います。

日本経済新聞社にも取材されましたが、未来を先取りした事務所だと思っています。
真冬の朝でも1~2時間くらい暖房を入れれば、そのあと暖房を切っても1日快適に過ごせます。

━━━御社は会計事務所ですので、もちろん数字にはシビアだと思いますが、我々のご提案と実態に乖離はありましたでしょうか?

先ほどお伝えした通り、電気代は予想よりもさらに安くなったので数字面でも納得していますね。

真下公認会計事務所

━━━今回、同じ埼玉県の業者である弊社に依頼して良かったことはありますでしょうか?

まず距離が近いので、頻繁に連絡が取りやすいという点です。

またエネリードの社長から恒電社は埼玉県で数多くの太陽光発電工事に対応し、経験も豊富と伺っておりましたので、太陽光発電の分からないことは気軽に連絡が出来ました。

━━━ありがとうございます。太陽光パネルだけではなく「蓄電池」も導入されたと思います。その理由を教えてください。

なるべく太陽光で発電した電気を蓄電できたら….ということで蓄電池を検討しました。

その時から「もしご予算に余裕があれば、今後電気自動車を購入して、蓄電池の代わりとして利用することもおすすめです。」と御社にアドバイス頂き、良い電気自動車が出たら買おうと待っていました。

直近で日産アリアを購入しましたので、今後はV2Hの導入を予定しています。

《V2H(Vehicle to Home)とは?》

電気自動車に搭載されている蓄電池から家の中に電気を送るための装置。
自動車から家へを意味する「Vehicle to Home」がV2Hという名前の由来となっている。

━━━最後に、太陽光発電システムの導入をご検討されているお客様に一言頂けますでしょうか?

これから事務所などを建てる予定の方は、ぜひ太陽光発電システムを導入することをお勧めします。

どんな建屋であってもこれだけ電気代が高騰してきたら、電気を“買う”よりも太陽光で発電した電気を自家消費する方が経済的だと思います。我々が日頃から纏めている電力料金比較データが、それを示しています。

真下公認会計事務所

導入事例

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記事を書いた人

恒石陣汰
株式会社恒電社

恒石陣汰

前職にて、イスラエル発のWEBマーケティングツール「SimilarWeb」「DynamicYield」のセールス・カスタマーサクセスを担当。その後、日本における再生可能エネルギーの普及と、電力業界に大きな可能性を感じ、2020年に恒電社に入社。現在は、経営企画室長兼マーケティング責任者として従事。YouTubeなどを通じた、電力・エネルギー業界のマクロ的な情報提供をはじめ、導入事例記事では、インタビュアー・記事の執筆も行なっている。

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